身丈 |
この寸法計算では、背からの寸法にしています。
身丈は背から計る、肩から計るの2種類計り方があります。
背から計るのと肩から計るのとでは、1寸から1寸4分程度違ってきます。どちらで計るか明確にする必要があります。
身丈の標準は、身長と同寸ですが、振袖等のように長い目にするときは7分程度プラスします。 |
褄下(衿下) |
腰ひもをしめて1寸程度衿先がかかるくらいが適当です。
標準値は、身丈の半分くらいです。 |
裄 |
手を45°の角度にのばして首の後ろのぐりぐりから手のくるぶしまでを計った寸法に。
標準値は、身長×0.4+5分程度ですが、最近は少し長い目になっているようです。 |
袖幅と肩幅 |
袖幅は裄丈の2分の1に、2寸5分〜3分程度加えます。肩幅を袖幅よりも5分程度せまくすると形もよく肩も優しく見えます。
袖幅は、裄×0.5+2.5分
肩幅は、裄×0.5-2.5分 |
身幅 |
胴回りで最も太い箇所と、前腰幅(腰骨から腰骨)を測って割り出します。
前幅は、前腰幅−合褄幅の数値よりも少し広い目にします。
後幅は、腰回−前腰幅の2分の1に5〜6分プラスします。 |
袖丈 |
標準は1尺3寸。
標準値は身長の3分の1ですが、袖丈は1尺3寸が殆どのようです。若い人や背の高い人は少し長い目にします。
振袖は身長の約70%程度にします。 |